丑三つ時って何時なの?知って得するマメ知識をご紹介!

      2017/01/09


丑三つ時(うしみつどき)って、よく聞きますが何時のことなんでしょうか?

意外と知らない方もいるかもしれません。

今回は丑三つ時の時間から、そもそもどういうものなのか?という説明までご紹介します!

 


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丑三つ時って何時?

「丑三つ時」とは、午前2時のことです。

たくさんの人が寝静まったこの時間は、幽霊が出てくるのにぴったりの時間と言われます。(昔は今と違って明かりもほとんどないので真っ暗ですしね)

 

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ことわざでも「草木も眠る丑三つ時」という言葉がありますが、

わかりやすい表現でいうと、

森・草木・神様も眠る時間で何からも守られない時間=夜は真っ暗で怖いと感じる=幽霊がでてきやすい

という感じですね!

 

ちなみに「丑三つ時」は「丑満刻」とも書いたりしますよ。

 

 

丑三つ時のことについて、もう少し知りたくなった方は次をごらんください。

興味深いですよ~!

 

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丑三つ時には十二支が関係している!

丑三つ時の時間は一体何時なのか…という疑問から、まさかの十二支が登場します。

意外ですよね!

ではでは、丑三つ時と十二支はどのように関係しているのか説明します。

 

十二支といえば、

子(し)、丑(ちゅう)、寅(いん)、卯(ぼう)、辰(しん)、巳(し)、午(ご)、未(び)、申(しん)、酉(ゆう)、戌(じゅつ)、亥(がい)のことですね!

ん?「ねー うし とら うー たつ みー…」じゃないの?と思った方も多いと思います。

 

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何度も口にしたことのある「ね~ うし とら う~ たつ み~」というあの馴染みある読み方は、中国が戦国時代のころに、動物の名をあてて呼ぶようになっていったんです。

皆が覚えやすいようにしたんですね。

大昔は「し ちゅう いん ぼう…」という読み方の方が、馴染み深かったはず。

 

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そしてもともと十二支の始まりというのは、宇宙の五星(水星・金星・火星・木星・土星)のうち、当時一番貴重だと思われていた木星の動きが関係していると言われています。

 

なんで木星の動きから十二支が…?

話が少しややこしくなってきたでしょうか…

 

木星が12年で天を1周することから(木星の1年は、地球の12年)、中国の古代天文学でどの年も木星の位置を把握するために、天を12分した時の名前が十二支だったんです。

全部同じ印では木星の動きがわからないですよね。

十二支を割り当てることで、木星の動きがわかりやすくなるという感じです。

 

このように十二支は、大昔から大切な役割を果たしていました。

他にも時刻・方位・1年の特徴を示すことなどにも十二支は使われていますよ~。十二支の話ばかりですが、これも丑三つ時とちゃんと関係しています。

 

次にこれら3つについて、少し掘り下げてみてみましょう!

 

時刻について

「丑三つ時は何時のこと?」という疑問から、十二支と時刻についての関係が深い!というのはもうおわかりかと思います。

 

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最初に「丑三つ時」は午前2時とお伝えしましたが、

  • 夜11時から翌午前1時までの2時間が子刻(ねのこく)
  • 午前1時から3時までの2時間が丑刻(うしのこく)

です。(その後は寅刻(とらのこく)、卯刻(うのこく)と続いていきます)

丑刻(うしのこく)は午前1時から午前3時…ということはその中心になる時間は午前2時!ということから、「丑三つ時は」午前2時と考えられるんですね。

 

ちなみに昼の午前11時から午後1時までの2時間が午刻(うまのこく)であって、これは大昔から現在でも「午前、午後」として使われています。

 

ずっと昔からの歴史を、今の時代でも日常的な言葉として使っているってなんだかいいですよね!

 

方位について

方位といえば「東西南北」ですが、これも十二支と関係があります。

北を子(ね)、南を午(うま)、東を卯(うさぎ)、西を酉(とり)としています!

 

この東西南北を総称して、四正(しせい)と言います。

東南・西南・北東・北西を総称して、四隅(しぐう)と言うんですね。

 

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北東の隅には「丑・寅」、東南に「辰・巳」、西南に(未・申)、西北に「戌・亥」が割り当てられるんですが、

北東には、「丑三つ時」で見慣れたこの「丑」がついてますね…

 

この「丑寅」の方角である北東は、鬼門と呼ばれるんです!

鬼門…なんだか少し怖い感じですが…

鬼門とはその名の通り、鬼が出入りする方位と言われています。

 

この鬼門の方位には、何事も避けるべき所とされているんですね~。

自宅でいう「トイレやお風呂場など、水回りを設置するのはよくないですよ」と前もって注意しているんです。

なぜ水回りなんでしょうか?

それは陰陽五行(おんみょうごぎょう)という中国の思想に基づいています。この陰陽五行を参考に家相などを考える方もたくさんいらっしゃいます。

 

円や時計を想像してみましょう。北東の位置と午前2時という時刻は同じ位置になるので、やっぱり何か関係があるんですね~。

 

1年の特性を示すことについて

十二支はもともと、12か月の順序を示すための印だったとも言われています。

子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(うさぎ)…なので、

子(ね)は1月、丑(うし)は2月…

とシンプルに順番につけていきました。

 

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本来なら1年の始まりの正月が子(ね)なんですが、時代の変化など様々なことがありました。(今回は割愛します)

そして最終的に正月は寅(とら)、2月は卯(うさぎ)…と寅(とら)スタートになったんですね!

大昔の時代には、

  • 「冬至を含む月を正月にしよう」
  • 「それよりも1か月遅れの月を正月にしよう」
  • 「更に遅れた1か月を正月にしよう」

などなど、歴史の中で何度か正月の位置が変わったんです。

 

そして、

旧暦1月(寅)は、立春の季節。草木が春になり、生え始める。(春の訪れですね)

旧暦2月(卯)は、草木が生い茂っていく。

旧暦3月(辰)は、草木が生き生きとして、活力に溢れる。(現在でいう6~7月頃の雰囲気かもしれません)

旧暦4月(巳)は、草木がすべて生い茂った様子。(今でいう真夏の感じですね)


現在のお正月は冬なので、今の季節感とは全然違いますが、このように1年の中の特徴を十二支を使って示していたんです!

 

「草木も眠る丑三つ時」ということわざの中にも「草木」という言葉がたくさん含まれていますが、丑三つ時と十二支との深い関わりをここでも感じますね~!

 

まとめ

「丑三つ時」は午前2時ということがわかりましたが、その背景には現在も身近にある、十二支と関係があることが分かったと思います。中国の思想や東洋思想などが深く関わっていますね!

「丑三つ時」について学んで、歴史のおもしろさを感じました!

 

今回は様々な諸説がある中で、丑三つ時の時間と、ほんの一部分を皆さんにお伝えしましたが、十二支はその名の通り12種類、1年は12か月、時計の針は12まで、土星は12年で1周する…などとても興味深く思った方もいると思います。

丑三つ時の時間は幽霊が出ると言われていますが、そのような昔のいわれを大切に、午前2時までには深い眠りに入りましょう。

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